ウルフパック (2015)

ニューヨークのローワーイーストサイドが舞台。

タランティーノのレザボアドッグスごっこから始まります。私、内容を知らずに観てしまったので、その後の話に驚愕しました。歳をとるにつれ驚くことが少なくなってきましたが、ビックリな人達のドキュメンタリーだったのです。

宗教は関係なく、父親の方針で外にほぼ出ないで育った6人兄弟。ニューヨークでです。もう1人妹がいるみたいですが、あまり出てきません。彼らに密着した日本の大家族のテレビ番組ような映画です。

この兄弟、映画ばっかり観ているのです。彼らの知ってる外の世界といえば映画の世界。言葉も映画で覚えたのでしょう。遊びも映画の真似して

後半になると外に出て行くのですが、コレが面白いのです。3Dみたいとか、ビーチを見て"アラビアのロレンス"だーとか言ってみたり。初めて夜の映画館に行く日なんて感動モノです。ベトナム出兵のように両親が送り出してくれます。カッコはマフィアのようなスタイル。夜でもサングラス。コレで兄弟6人ゾロゾロと行くのです。

コレは必見です。