フォー・ブラザーズ/狼たちの誓い (2005)

Four Brothers (2005)

1965年ジョン・ウェイン主演"エルダー兄弟"のリメイク。西部劇を現代風にアレンジしました。我々おじさん達はこういう痛快映画が観たいのです。悪人はやっつけて欲しいのです。

舞台は冬のデトロイト。冒頭、強盗の巻き添えによりエヴリン・マーサー(フィオヌラ・フラナガン)が殺されました。葬儀に集まった4人の兄弟が主人公です。

長男ボビー(マーク・ウォールバーグ)、ホッケーをしてた時、ついたあだ名が"The Michigan Mauler"ケンカ屋だそうです。兄貴と云えば乱暴だけど強いのです。

末っ子4男はジャック(ギャレット・ヘドランド)アホで3流ロックスター。兄貴には妹だとか言われて、可愛がられてます。

三男ジェリー(アンドレ・ベンジャミン)は地元に残り所帯持ち。組合の希望の星だった、元活動家。アンドレさんはアウトキャストアンドレ3000、私には超の付く有名人です。エリカ・バドゥとの間に息子がいますね。

次男エンジェル(タイリース・ギブソン)は元コソ泥の軍人。タイリースもスターですね。モデル、歌手、俳優と全て成功している、アメリカでは珍しいタイプの人です。

エヴリンは、30年にわたって捨て子に里親を探してあげてた、天使の様な人だったのです。悪くて引き取り手が居なかった4人が、養子になったマーサー4兄弟です。

この良い人エヴリンは、どうやら狙われて処刑されたと判ったから、さぁ大変。兄貴を筆頭に復讐に燃える物語。

昔馴染みの警官はグリーン(テレンス・ハワード)。その相棒ファウラー(ジョシュ・チャールズ)は、ドラマのグッド・ワイフに出てた人です。

とにかく、悪い奴はぶっ飛ばしてしまえ!っていう映画です。