誰よりも狙われた男 (2014)

A Most Wanted Man (2014)

元MI6のジョン・ル・カレの小説が原作。

舞台はドイツのハンブルク。9.11実行犯が潜伏していた後の緊迫状態です。諜報機関のテロ対策チームのバッハマン(フィリップ・シーモア・ホフマン)が主役のスパイ物語です。太っちょ無精ひげの中年がスパイです。ウィレム・デフォーも出演してますが、こちらは悪人でもなく、強気でもない銀行の頭取です。CIA諜報員の役は、"ハウス・オブ・カード"のファーストレディで恐いイメージのロビン・ライト。この人達が見事にスパイ映画を演じます。

バッハマンは小物を餌に、徐々に大物を釣るという、ソフトなスパイ活動を行います。直ぐに捕まえたい各種機関を抑えながらです。CIAは高みの見物といった感じ。作戦は着々と進み、いざ大物ってトコロで…CIAが強引な手口で奪取と。

バラしてしまいましたが、スパイ界のCIAの悪評がわかる映画でした。🤔きっと

加えておきますが、非常に面白い映画です。