バーニング・クロス (2012)

ジェームズ・パターソンの推理小説が原作。"アレックス・クロス"シリーズの映画化は"コレクター""スパイダー"に次ぐ3作目。人気シリーズモノの話ですので、連続ドラマの1話と思って見ると、愉しめます。

主人公はデトロイト市警の刑事アレックス・クロス(タイラー・ペリー)。犯罪心理学の学位を持つアフリカ系。美人の妻はマリア(カルメン・イジョゴ)。小さい娘がいます。ちょっと恐い顔の母親はナナ・ママ(シシリー・タイソン)。この人マイルズ・デイヴィスの元奥さん。市警の相棒トミー(エドワード・バーンズ)は幼なじみだそうで。同僚のモニカ(レイチェル・ニコルズ)とは内緒で付き合ってます。コレが主だった面々です。

今回の相手は、猟奇的殺人者とはいっていますが、もの凄いプロフェッショナルな殺し屋です。お金持ち役で出演しているジャン・レノの"レオン"のような単独行動の凄腕ヒットマンなのです。

レックスは若干の心理学を披露はするものの、なんだかんだで肉体派です。

冒頭に出てくる荒廃したデトロイト、以前のNYブロンクスのようです。噂には聞いてますが、最近のデトロイトの様子が気になってしまった私です。