ザ・レイド (2012)

The Raid: Redemption (2011)

インドネシア映画です。珍しいと思いましたが、アメリカやカナダでも大ヒットした映画だそうな。

麻薬王が支配する高層マンションには、SWAT部隊が突入するという解説通りの物語です。これだけの話ですから、後はひたすら戦い。

高層マンションといっても、ボロいスラム街のような建物です。しかしデカい。序盤、部隊が突入し、見張りはアッサリと殺してしまったり、此処に住む一般庶民を脅したりと、ジャック・バウアーな集団なのです。

しかし潜入がバレると一転。相手の悪人達が冷静で強いのです。カッコは貧しそうですし、監視システムも古臭い。武器は凄いの持ってます。その相手が落ち着きはらって、まとまりのある攻撃をしてくるのです。勝利を確信している正義のヒーローのような悪人達なのです。

全滅の危機ってくらいの劣勢なSWAT部隊ですが、素手で戦い出すと、これまた強いコト強いコト。ブルース・リー映画に変身です。素手の格闘で強さを発揮して、活路が見えてくると、相手にも凄いのが居るんですねー。風貌は汚い長髪と髭の小男なのですが、銃では威しても素手で戦う男っぽい男。この人、きっと1番強いです。

とまぁ終始、戦うという映画です。小柄なアジア人の格闘ですから、吹っ飛ばされっぷりも気持ちがイイのです。