カイロ・タイム 〜異邦人〜 (2009)

Cairo Time (2009)

舞台はエジプトのカイロ。主人公は、カナダの女性誌の編集者をしているジュリエット(パトリシア・クラークソン)。品のある素敵な美人熟女です。

ジュリエットが、国連職員の夫とバカンスを過ごすため、エジプトにやって来ました。空港に降り立つと、夫の姿はありません。代わりに来たのはタレク。以前、夫の警備をしていたという旧友です。夫はトラブルでガザ地区から出られないとのこと。

ということで、異国の地で美人奥様の一人旅になってしまうのです。頼れるのは案内役のタリク。異国情緒溢れる素敵な町ではありますが、住む人が云うには、退屈な町だと。

しばらくは1人でブラブラしてますが、やっぱり頼れるタリクの所へ行くしかないのです。タリクはコーヒー店の店主。男性専用のお店だそうで、ジュリエットが行くと注目の的になってしまいます。水パイプが吸えるお店ですので、ジュリエットもスパーッと(-.-;)y-~~~

夫は全然来ません。徐々に増える2人で過ごす時間。いいムードにいい景色。ところがこの2人、アメリカ人ではありません。直ぐにやっちゃったりしないのです。タリクも紳士です。旧友の夫人ということもあるのでしょう。焦れったいくらいの2人なのです。しかし、恋心は芽生えてるはずなのです。

結局セックスをしないで、夫が来てしまうのですが、この2人はセックスしなかったが為に、後に忘れられない相手となってしまうことでしょう。きっと。

素敵な女性と素敵な景色の映画でした。ありがとうはシュクランと言うそうです。