シティ・オブ・ゴッド (2002)

City of God (2002)

舞台はリオデジャネイロ。神の町(ファヴェーラ)と呼ばれるスラム街。子供の頃からギャングになってしまう悪童達の物語。この少年ストリートギャングをモレーキ言ってます。

パウロ・リンスの同名小説を脚色して映画化したそうな。実話を基にした、ブラジル版"仁義なき戦い"といった感じです。忘れた頃についつい見てしまう映画なのです。

何処のスラムでも同じなのでしょうか?少年がギャングになってしまうのです。子供が銃を持ったら、残酷なのです。駆け引きを知らないモンだから、直ぐに撃ってしまうのでしょう。当然、殺してばっかではいられません。早いか遅いで、いつかは殺されてしまうのです。

真面目に生きる人もいます。ただし、生活は苦しいのです。欲望を抑えきれない、子供期を乗り越えればなんとか無事に…って人生なのでしょうか?

物語は60年代から80年代にかけてのお話です。幼馴染みの少年時代から、ギャングになって、街を二分してしまうほどの抗争になるというお話。

貧乏の辛さが沁み渡る映画です。