白鯨との闘い (2015)

In the Heart of the Sea (2015)

超有名な小説"白鯨"。これを書いたのはハーマン・メルヴィルさん。ハーマンが、エセックス号の最後の生き残りトーマスさんに話を聞き、それにフィクションを付け加えて"白鯨"を書いたそうです。ハーマンがトーマスに取材した話を書いたのが、ナサニエル・フィルブリックの"復讐する海 捕鯨船エセックス号の悲劇"。コレの映画化です。

1819年、捕鯨基地ナンタケットを出港したエセックス号が、鯨を捕り、そして鯨にやられ遭難。なんとか数名が帰ってこれた物語です。

中々、緊迫感のある鯨との闘いです。小型ボートに乗り換えて、長いロープの着いた銛を鯨に刺すのです。そうは死なない鯨です。引っ張られます。そして潜ります。ロープの残りが少なくなると、ドキドキ💓の鯨アクションなのです。

日本の捕鯨は野蛮人のように言われておりますが、かつてはアメリカ人だって鯨油のために乱獲していたのです。この映画では描かれてませんが、きっと野蛮な捕鯨をしてたと思うと、私的な見解です。

盛り上がりのある、愉しめる映画でした。