復讐捜査線 (2010)

Edge of Darkness (2010)

1985年BBCのTVドラマ"刑事ロニー・クレイブン"の映画化。

舞台はボストン。主人公の中年刑事はメル・ギブソン演じるトーマス・クレイブン。娘エマが忙しい中、久しぶりに父トーマスに会いに帰ってきます。吐いたりして、体調が悪そうなので、病院へ行こうと玄関を出ると…「クレイブン‼️」と叫んだ男が発砲。エマに当たって死んでしまうのです。😩冒頭から凹ましてくれます。トーマスと共に、私の耳にもしばらく残りそうです。「クレイブン!」

この事件、当初は父トーマス狙いの失敗と思われましたが、実は初めからエマを狙っていたというモノ。そして事件は、陰謀論者が語るような話になっていくのです。

悪い軍需企業がいます。此処に群がるのは政治家、政府機関、弁護士、フィクサー達と。悪いです。金の問題だけではありません。核兵器をアメリカ国内で、民間企業が作っているのです。

時々挿入される、トーマスの幻覚というか、妄想シーン。または、思い出シーンです。死んでしまった娘エマとのシーンですね。コレが良いんです。真新しい手法ではありませんが、非常に心に残るシーンなのです。もうラストなんて😭

といった感じの良作でした。