ワッフル・ストリート (2015)

Waffle Street (2015)

一応、実話だと謳っています。計算の得意な男ジェームズ・アダムス(ジェームズ・ラフィティ)が、阿漕なヘッジファンド会社で荒稼ぎ。後にワッフルのチェーン店で労働者になるっていう物語。

ヘッジファンド会社でバリバリ働くジミーですが、ヤバい債権に手を出し、責任を被せられてクビになってしまいました。就職活動などしたことの無いジミーですが、労働者の道を選ぶのです。ワッフル店ですね。

大金を動かすプレッシャーの無い仕事です。誰よりも働くことが出来るワケです。奥さんのベッキー(ジュリー・ゴンザロ)は、ちょっと放ったらかし気味。とにかく働いてしまうのです。当面の目標はフランチャイズオーナー。条件である1000時間の労働をこなす為に、1日16時間労働しちゃったりする、忙しないジミーなのです。

シェフのエドワード(ダニー・グローヴァー)を筆頭に、暖かい庶民に出逢います。こちらの方々、お金は稼いでませんが、人生の経験は豊富です。重みのあるアドバイスをくれるのです。

私、労働者の生活は知っているいますものですから、真新しい発見はありません。愉しく働けば、労働者は楽しいのです。

金融商売の悪人が、労働者になるという、悪人の夢物語でした。