コードネーム: プリンス (2014)

The Prince (2014)

事の起こりは1988年、ニューオリンズでのギャングの抗争。大物ボスであるオマー・カイザー(ブルース・ウィリス)を狙うのは、凄腕の殺し屋"プリンス"ことポール・ブレナン(ジェイソン・パトリック)。オマーの車に爆弾を仕掛けますが、誤って妻子が爆破してしまいました。オマーは恨みます。それから20年後の物語。

子供を殺してしまったポールは、ショックで引退。ミシシッピ州ポントトックの田舎町でひっそりと自動車修理工場を営んでおります。妻は病死、娘のベスは都会の大学に通うため別居しています。そんなある日、愛する娘ベスと連絡が取れなくなってしまい、実は怖いお父さんが探しに行く旅が始まるのです。ポールがニューオリンズに戻ることよって、大騒動になるわけですね。

昔馴染みを訪ねていくポールです。ベスはジャンキーになってるというのです。ジャンキー達の溜まり場である廃墟にいるようです。既にオマーはポールが戻った事を知り、次から次へと追っ手を送ります。こんなモンはバンバン殺してしまうポールなのです。ジャンキーの巣窟のボスはトニー(50セント)。ベスを救出して、トニーら麻薬ディーラー達を一掃してしまいます。相手の弾が当たらないポールなのです。

旧友もいました。サム(ジョン・キューザック)です。迷惑のかからないように、控えめな協力を求めます。そしてオマーとの決戦っていう物語。

実は凄い殺し屋だった父親と、大学に行ったらジャンキーになってしまった娘の、悲しき映画でした。