ウォール・ストリート (2010)

Wall Street: Money Never Sleeps (2010)

1987年の「ウォール街」の続編。マイケル・ダグラスです。80年代の悪い金融マンが、リーマンショック前のウォール街に復帰です。

前作でインサイダー取引やら、詐欺で服役していた ゴードン・ゲッコー。出所しました。娘ウィニー(キャリー・マリガン)は成人し、父親を嫌いながらも、ウォール街で働く男ジェイコブ・ムーア(シャイア・ラブーフ)と付き合っているのです。

中々の会社に勤めていたジェイコブ、突如会社が破綻してしまいます。自社株を持っていたジェイコブは破産。父のような存在の経営者ルイスは自殺です。

ゴードンは本を出したり、講演会をしたりと。金融市場の崩壊は予想できてるようです。ジェイコブはゴードンの講演会に行き、彼女の父親と知り合うコトになります。そしてこの2人、幼い頃のウィニーの写真と、現在の写真の取引から始めて、こっそり会う仲になるのです。

ルイスを陥れたのは、投資銀行のブレトン(ジョシュ・ブローリン)。ブレトンに復讐心を持つジェイコブ。それを煽るゴードン。といった物語。

ゴードンは娘の為に1億$ほど、スイス銀行に隠してありました。この1億$をきっかけに、ゴードンの極悪さを見るコトになります。娘に嫌われて当然の男なのです。ニンジャ世代はビックリです。

フィクションですので、とっても面白い話になっております。皆さんも欲張りになりましょう。