グッド・ワイフ 3-4 弁護士の倫理

Feeding the Rat (2011)

白昼のコンビニ強盗で、店員が射殺されました。たまたま居合わせたのは、失業中の若きお父さん。ケイリーに目撃者として事情聴取されていましたが、ちょっと強引に容疑者にされてしまったのです。アリシアが、プロボノで弁護を担当することになります。我々視聴者は現場を見ていますので、無実なのはわかっています。よってケイリーが悪人に見えるのですね。

州検察に派遣されてきた連邦検事補イマニ。有名な人権活動家の孫でもあるアフリカ系女性。今回ケイリーと組むことになります。無口で無表情、何かを秘めているやり手っぽいイマニ。カリンダのような感じです。ケイリーの好みのタイプなのでは?

ロックハート・ガードナーでは、イーライの稼ぎが良いようです。そんなイーライ、アリシアとカリンダを専属にしたいと言い出します。この要求をのむわけにはいきませんが、イーライも手放せません。経営問題はまだまだ続きます。

ウィルは、儲かる破産部門を狙って、元カノのセレステに会いに行きます。事務所から独立するセレステを、破産部門ごと誘いに行ったのですが、逆に引き抜きの話を持ちかけられます。こちら、条件がスゴイ。MLBの次期コミッショナーの座です。さすがのウィルも、コレには揺らぐのです。

ダイアンはプロボノを止めようと、リーガルエイドとの付き合いを断つと。リーガルエイドのコインさんを訪ねたダイアンですが、こちらも存続が危うい状態なのです。本来はリベラルなダイアン、私たち視聴者と共に思い返すのです。

そして裁判です。面白い判事が出てきました。イタリア系マファアのようなフランシス・フラム判事(ハーヴェイ・ファイアスタイン)。見た目はマファアですが、愛嬌のある人です。真犯人の捜査は、いつもながらカリンダの仕事となります。毎度毎度シカゴの犯罪捜査は、一体どうなっちゃっているのでしょうか?検察が適当な犯人をでっち上げ、裁判を通して、弁護士事務所のカリンダが捜査するという構図ができてます。

ダイアンがリーガルエイドの引き受けを決めて、次回へ続く。