グッド・ワイフ 3-8 死刑囚の助言

Death Row Tip (2011)

執行日が間近に迫る死刑囚リッキー・パーカー(マイケル・アービー)が、別件のギャングの殺人事件を暴露し、殺人の容疑者になった男性トム・ラベアが依頼人です。死刑囚リッキーは悪魔のような極悪人。14歳の少女2人を、3日間監禁しレイプしまくった挙句に喉を切って殺してます。この人が話の中心になります。リッキーの暴露で、出てきたのは2人の遺体。ギャングの"22番目の使徒"と若い女性エイドリアン。エイドリアンの彼氏で、致命傷になった銃の所持者トムが容疑者になったのです。"22番目の使徒"の方は、捨て駒的な少年ギャングAKAが出頭してきました。モーリス・ジョンソンa.k.a. AKAというふざけた通称の少年です。

真相を知るには、極悪人リッキーに聞きたいところですが、死刑執行間近ということで面会できないのです。先ずは執行日を延期させる作戦です。こちらはシーズン3の4話に出てきたリーガルエイドのジャスティン・コイン(ロマニー・マルコ)が担当します。極悪人リッキーの少年時代の不幸をアピールし、時間稼ぎに成功します。この後は…もうビックリ!幼い頃からリッキーを知る神父を演じるのはマーク・マーゴリスです。

気になる周囲の人間関係が、更に気になってしまう作りになっているエピソードでもあります。ウィルとアリシアの関係に気付くダイアン。アリシアの自宅では、ザックとイーライの娘マリッサが仲良くなり、グレースの唯一の友達の踊る家庭教師ジェニファーはエスカレートしています。そして寝室やラップトップを漁るジャッキー。ケイリー、デイナ、カリンダの関係も気になります。

もう一点はイーライ。ライバルのような同業の仲間ミッキー・ガン(マイケル・ケリー)が明るく再登場。駄目そうな若手候補者のサポートをするようです。イーライに協力を求めにきました。

ケイリーとカリンダの仲が上手くいくというのは、ケイリーが利用されてる感じが否めない私たちですが、本人も自覚しているのでしょうか?キスしたところで立ち去るという、余裕を見せて、次回へ続く。