グッド・ワイフ 5-3 代理母の選択

A Precious Commodity (2013)

前回、ダイアンはインタビューに応えて、ウィルのことを言ってしまっていたのですね。応じなくてもいいとの、イーライの電話がちょっと遅かったのです。ウィルは激怒してしまいます。ちょっと大人気ない感じを受けますが、ダイアンを追い出すと言い出します。パートナーを集めて密談となります。顧客を不安にさせ、経営の危機だという言い分です。

そして今回の裁判。アリシアの依頼人の夫婦が、代理母タラ・バックに子供を産ませるといった件です。羊水検査を行ったところ、胎児がパトー症候群なる病気の可能性が85%だとわかります。長くても1年しか生きられないという病気。依頼人の夫婦は中絶を求めます。一度は同意したタラですが、中絶はしたくないと言い出すのです。

依頼人夫婦と共に、代理母の利益守る義務もあるという代理人のアリシアですが、夫婦はアリシアを解雇し、代理人カーター・シュミット(クリスチャン・ボール)を雇い、タラに損害賠償請求をしてきました。代理人に使った経費50万$の請求です。アリシアはタラの代理人を、プロボノで引き受けることになります。

話を聞いていたデヴィッド・リー、悪い顔して近づいて来ました。何とプロボノを手伝うというのです。そうデヴィッドの狙いは、病院を訴えて賠償請求しようって企みがあるのです。

そして中絶を巡るお話になるのです。病気の可能性が高い胎児に対する考え方。このドラマ、毎度のことですが、社会的なテーマに対して、人道的な面と法律を絡めて、様々な意見を対立させるのです。コレが面白いところなのでしょう。どちらの意見も正論なのです。

ピーターが、危険な美人さんマリリンを遠ざけた件です。やっぱりマリリンは面白くなかったようなのです。非難を浴びまして、マリリンを呼び戻すことになります。もう不倫の匂いがプンプンしてきます。グレースも16歳になり、色気が出てきました。危険がいっぱいのフロリック家なのです。

ダイアンとウィルが対立してしまった事務所です。ウィルはアリシアを共同経営者に誘います。しかしアリシアは、ケイリーに今週辞めると言い、次回へ続く。