グッド・ワイフ 5-9 それぞれのゲーム

Whack-a-Mole (2013)

悪の組織になりつつあるLGですが、ウィルの一存で新しい仲間を引き込みました。元個人事務所経営のアイリッシュ弁護士ダミアン・ボイル(ジェイソン・オマラ)。マフィアの弁護をしていたというチンピラのような男です。早速、フロリック&アゴスの事務所に嫌がらせです。

アリシアへの依頼は、元々のクライアントである大学教師のザイード・シャイードからです。FBIが来るので、立ち会って欲しいと。ところがただ事では済まなくなってしまいます。ミルウォーキーで起きた爆破テロの容疑者だと言うのです。FBIのソースはScabit.comなるサイトの掲示板。掲載された証拠写真がザイードだと。ちょっと…無理があるような証拠写真。中東系はテロリストだという、よく見る偏見ですね。

先ずはFBIの情報源を断つ作戦。Scabit.comに問題の掲示板の削除を訴えます。ここで出てくる相手側の代理人は、ウィルとダミアン。何を言っても悪く見えます。裁くのはお馴染みジョージ・クルーガー判事。掲示板は消しても消しても、直ぐに次が現れます。コレが「モグラ叩き」(Whack-a-Mole)なのですね。

今回もロビンが活躍します。アリシア達は名誉毀損に方向転換。クルーガー判事の好意的な言動も追い風になります。最近、カリンダの影がすっかり薄くなってしまいました。LGも妨害工作ばっかりで、肝心の仕事はしているのでしょうか?

ピーターが新たに最高裁判事に選んだのは、女性のレイチェル・カイザーさん。ジャッキーが口を出してきました。元判事だった夫の浮気相手だったレイチェルを、最高裁判事にはさせないと怖い顏して、イーライに詰め寄ります。ピーターのお父さんもお盛んだったのですね。イーライに却下されますが、ジャッキーは諦めません。レイチェルを脅して辞退させてしまうのです。勿論イーライには、しらを切ります。ジャッキーも中々のツワモノなのです。

ダイアンとウィルが事務所に和解に来ます。そこでジョージ・クルーガー判事からアリシアに電話があり、コーヒーに誘われちゃって次回へ続く。