グッド・ワイフ 5-12 ダブル審判裁判

We, the Juries (2014)

色々な形があるものです。ダブル審判裁判なんてものがあるのです。今回は同じサイドに立っているLGとフロリック&アゴス。麻薬密輸の容疑で逮捕されたのは、中年大学教授ヘンリー・ランピと、若い彼女ダーラ・リッグズのカップル。ランピの代理人は、アリシアとケイリー。ダーラの代理人がLGだと。分裂が原因でこんな形になってしまったそうです。

同じサイドでも小競り合い、温厚なロウドン・スペンサー判事だって我慢できないほどです。弁護側が裁判を分ける案を出したところ、これを了承しますが、審議は一緒ということでダブル審判裁判となるのです。2組の陪審員達が、狭い所に入ることになるのです。

罪のなすりつけ合い、足の引っ張り合いが続きます。コレには嬉しそうな、検察側のパインとマタンなのです。回を重ねる度に、ウィルが憎たらしくなっていくのは、私だけではないはずです。もう極悪人のウィルです。結果はというと、やはり考えさせられるテーマがあるのです。陪審員に賭けるか、取引に応じるかってヤツです。

裁判中、面白い事件が起こります。ケイリーがカリンダを嵌めます。偽情報を盗ませて、ウィルが恥をかき、顧客を逃すといった流れ。コレは文句は言われても、文句は言えないという巧妙な手口です。

後は前回、明るみに出たフィクサーのジムが行った不正投票箱の証拠映像です。マリリンだって聞かなかった事にはできません。連邦裁判所行きになりそうなピンチのピーターなのです。

ピーター は、ウィル・ガードナーが原因で困るコトになるそうで、次回へ続く。