ジョン・ウィック (2014)

John Wick (2014)

主人公は、悪人業界では誰でも怖れる伝説的な元殺し屋ジョン・ウィック。無精ヒゲのキアヌ・リーブスが演じます。

愛妻のヘレンが病気で亡くなりまして、家に届いたのは犬のデイジー。生前ヘレンが、1人残されるジョンを気遣っての贈り物。淋しいながらも平和に暮らしてるジョンですが、ガソリンスタンドで、ロシア系チンピラに出会ってしまいます。どうやらジョンの乗る’69ムスタングが気に入ってしまったようです。軽くかわして別れるのですが…このチンピラ達、ジョンの家に強盗に入りまして、犬のデイジーを殺してムスタングと奪って行ってしまいました。コレはマズいと私でも分かります。

チンピラ達はムスタングを裏稼業の車屋に持ち込みます。ここの主人はオーレリオ(ジョン・レグイザモ)。ジョンの旧友です。チンピラ達はオーレリオが属する組織のボス、ヴィゴの息子ヨセフでした。オーレリオは思わずパンチです。ここでジョン、ロシアンギャングのヴィゴが互いに犯人を知るワケですね。

ここからは出来過ぎ、強すぎのアクションになるのですが、そんなことは気になりません。ジョンが滞在するコンチネンタルホテルでは、仕事厳禁などという都合のいい闇稼業のローカルルールだってあります。そんなもんどーでもよくなるテンポの良さで、画面に惹きつけられてしまいます。

ベテランの悪人は殆どがジョンの顔見知りで、彼の実力、紳士的な振る舞いを認めています。親友の殺し屋はマーカス(ウィレム・デフォー)。ヴィゴに雇われながらも、陰の手助けをしてくれます。ヴィゴは元々はジョンのボス。ジョンのおかげで大物になれた人です。

約100分、ロシアンギャングのやられっぷりを愉しみましょう。