フライペーパー! 史上最低の銀行強盗 (2011)

Flypaper (2011)

閉店間際のクレジット銀行。怪しい風貌の人達が来店しています。賢そうな怪しい男トリップ(パトリック・デンプシー)は、窓口のケイトリン(アシュレイ・ジャッド)のところへ。100$の両替を頼みますが、コレが厄介。素数を並べたという面倒な両替なのです。ケイトリンの金持ちとの結婚話で盛り上がっていると、頭の回転の速いトリップが、銀行強盗に気づくのです。

そして銀行強盗発生なんですが、何と2組の強盗がバッティングです。SWATばりの装備は3人組
ハゲのユダヤ人ワインスタイン、黒人のダリエン、金髪のハッカーゲイツ

軽装のチンピラ風は2人。タトゥー丸出しのピーナッツバターと、半ズボンのデブはジェリー。顔も丸出しです。

どちらともなく撃ち合いが始まりまして、客の1人が巻き込まれて死亡です。割って入るトリップ。金庫狙いの3人と、ATM狙いの2人組は別々にやったらいいと進言し、その場を仕切ってしまうのです。それぞれの盗みがコミカルに始まります。トリップを含む客と銀行員達は、当然人質になります。

人質になっても抜け出しちゃったりするトリップ。色々な事に気づいちゃうのです。撃たれて死んだのはFBIだったり、2組の強盗以外に撃たれていたりと。その後、マネーロンダリングをしていたスイス銀行の美人さんやら、強盗達と続々と死者が出るのですが、そこには大変なトリックが隠されていたのです。

ゲイツが見せてくれるFBIの銀行強盗ランキング。ゲイツは60番代ですが、サイバー犯罪では上位にランキングされています。ピーナッツバター&ジェリーは600番代だったりします。そしてこの封鎖されたクレジット銀行内には、1位のドラムと3位のアレクシス・ブラックがいるのです。

コメディタッチに描かれた謎解きとなっております。暴いていくのは、TV依存性で頭の回転の速い変わり者トリップ。結末はもちろん、面白いキャラクター達を愉しめます。

グッド・ワイフ 6-13 黒い金

Dark Money (2015)

今回は黒い金の人の3本立て。新しい人の選挙資金提供者になる、不動産王のレッドメイン(エドワード・アズナー)。美人の娘を連れて密室でのみ面会するというエロい爺さまです。選挙資金で負けているアリシア、プレイディに会った時にかかってきた電話を盗み見、レッドメインの名を見てしまいます。聞き覚えのある名前、エルフマンに相談すると、即資金援助のお願いを命じられるのです。どうやらレッドメインは保守的。アリシアの知らぬところで流されたプレイディのゲイに関するネガティヴキャンペーンを聞き、打倒ホモということで、レッドメインアリシアに黒い金の資金援助をしてくれるのです。

そんな中、スウィーニーの裁判。ダイアンとケイリーが引き継いでます。今回はスウィーニーの事件とそっくりなドラマを作ったプロデューサーを訴えたのです。あくまで無罪だと言うスウィーニーです。ドラマでイメージダウンしたというのです。制作側はフィクションであり、スウィーニーは無関係だと主張。パークス判事が裁きます。

このドラマのスウィーニー役が、スウィーニーのソックリさんジェローム・モリス。ディラン・ベーカーの二役なんです。証言するモリスの方、笑います。この件、ピンチになるとスウィーニーは忙しいアリシアに相談します。そしてアリシアのナイスな助言によって、有利な展開になっていくのです。

相手側の代理人はピンチに陥り、事実なら侮辱ではないと、妻殺し事件を掘り起こして立証しようとするのです。そしてアリシアのさらなる助言で、相手を脅して黙らせることになるのです。

といった二本。聖アリシアたる人が、流れで悪に加担してしまっているのです。良いですね〜。黒いですね〜。

もう一本はビショップ。借りを作ってしまったカリンダは、息子ディランのお迎えを2週間ほど命じられます。こちらは何もしない様子を見せますが、怖さは尋常じゃありません。

アリシアがグレースに慰められて、次回へ続く。

13時間 ベンガジの秘密の兵士 (2016)

13 Hours: The Secret Soldiers of Benghazi (2015)

2012年のアメリカ在外公館襲撃事件を書いたミッチェル・ザッコフの本が原作。舞台はリビアベンガジカダフィ政権が崩壊し、極めて危険な場所となっています。マイケル・ベイが監督。戦闘シーンは凄いです。映画らしい映画といった感じ。

2012年、政情不安定の危険地帯ベンガジ。"アネックス"というCIAの極秘拠点があるのです。武器がブラックマーケットに出回らないように、買い占めているのが主な任務のようですが、そこはCIA、教えられない何かをしているのでしょう。CIAが警護に雇っているのは民間警備会社、元SEALsやら元デルタフォースの屈強な戦士が集まったGRS。

在外公館にクリストファー・スティーヴンス大使が訪問していた9月11日に事件は起こります。武装集団による襲撃を受けてしまうのです。救出作戦を志願するGRSですが、CIAとGRSは此処には居ない事になっている為、待機命令しか出せないCIAなのです。しかし、いうことを聞いてる場合じゃありません。正義感の塊SEALsだっているのです。GRSは救出に行ってしまうのです。

在外公館は制圧され、大使は死亡。何とか逃げ帰ってきたGRSですが、アネックスが標的になるのです。襲撃に耐え、国外脱出までの物語となります。

凄い戦闘シーンが繰り広げられます。実話なので何とも言えませんが、肉弾戦なので、もう緊迫の戦いなのです。作中では悪役のリビア武装集団ですが、彼らも大義があってのことでしょう。しかしコレは映画、悪役を務めていただきましょう。申し訳ございません🙇🏻愉しませていただきました。

グッド・ワイフ 6-12 公開討論会

The Debate (2015)

冒頭、ファーガソンの黒人少年射殺事件の大陪審決定前に制作されたと出てきます。ファーガソン事件が基になったと思われる今回のエピソード。こちらは白人警官2人による黒人コール・ウィリス射殺事件。本物の前に「やっぱなぁ」の判決が出てしまいました。全ての容疑で無罪です。その後ファーガソン事件では、ハムサンドでお馴染み連邦大陪審で不起訴となりました。

アリシア公開討論会本番です。直前にチャムハムのニール・グロスから電話でクレームを受けます。アリシアに代わって担当したエバンの対応が不服だというのです。アリシアはダイアンとケイリーに託します。こちら離婚訴訟なのですが、妻ディーナの代理人はデヴィッド。これまた醜い争いになります。問題のエバンですが、こちらは元デヴィッドの部下でして、引き抜きを条件にデヴィッドに有利に話を進めちゃっていたのです。上客のニール・グロスを怒らせる形となり、ダイアン達は最後の手段を取ります。何とデヴィッド・リー引き抜きです。コレは後にアリシアを怒らせることとなります。

そしてプレイディとアリシア公開討論会。時間制限やらのルールがあり、上手くいかない2人です。ピーターの新たな不倫も発覚しました。話題にされてしまいます。ところが途中、コール・ウィリス射殺事件の速報が入り、討論会は中断されます。食事に行った厨房でプレイディと出くわし、2人だけの討論会が始まるのです。途中からコックが観客になり、白熱の議論となります。

ピーターは抗議デモが行われてる現場へ行きます。途中ラモーナと別れ話をしたりします。こちらはイーライが面白い。とにかく忙しい人なのです。

お怒りのアリシアが闘志をむき出しにして、次回へ続く。

グッド・ワイフ 6-11 奇跡を信じて

Hail Mary (2015)

有罪を認めたケイリー、4年で取引したようです。早速、刑務所コンサルタントを現金5000$で雇います。白人の味方を見つけろやら、ご飯の食べ方まで教えてくれます。度胸が底なしのカリンダは、ケイリーの味方を見つけに、またもビショップのところへ行くのです。

紹介された男は、電話でケイリーのことを「輸出で捕まった弁護士」と呼びます。?ムムム🤔ケイリーは輸入で捕まったのです。面白いですね〜このドラマ。ヘロインはシカゴを通過しただけ、ケイリーは輸入された2週間後に共謀罪に問われた助言をしていたのです。コレは無実なのです。

しかしクエスタ判事は証拠を提出しろと。刑務所に移送されるのは夕方。時間が限られてます。緊迫の物語になるのです。アリシアは討論会の準備が忙しくて、蚊帳の外です。カリンダが情報を集め、ダイアンがエレガントに議論します。

アリシアの討論会の練習も面白かったりします。プレイディ役に雇ったのは、変態役でお馴染みのクリス・エリオットが演じる人。マリファナでハイになっちゃってます。後にピーターも現れます。アリシアはケイリーの件でお願いしますが、元部下だが便宜ははかれないと言います。しかしピーター、こっそりとクエスタ判事の引き留め作戦を遂行していたのです。因みにクエスタ判事にはバレてしまいまして、もの凄い怒りをかうことになります。

見つけた証拠はカナダ当局から、シカゴ警察のプリマへのメール。見てればプリマの捏造となります。カリンダの友人ハウエルが、シカゴ警察をハッキングします。コレは残念なことに未開封だったのです。ところがカリンダは諦めきれません。メタデータを書き換えてしまうのです。ハウエルだってマズいコトだと言います。書き換えたところで一報が入ります。プリマには相棒がいまして、捜査途中で担当を外されたロドリゲス刑事が、何かを知ってると。残り時間の無い中、ロドリゲス刑事を説得するカリンダなのです。

このドラマ、タダでは済みません。視聴者はビックリして、ひっくり返ってしまうコトがラストの法廷でおきます。

ハイテンションのアリシアが、居合わせたエルフマンにキスしちゃって、次回へ続く。

グッド・ワイフ 6-10 裁かれる弁護士

The Trial (2014)

どうみても無罪のケイリーですが、どうしても逃してはくれない検事局ですが判事はクエスタさんに代わりました。クエスタさん、チケット受け取りのため、急いじゃったりします。躍起になってるパイン検事補は、何やら怪しい恋愛関係があるようですよ。ちょっと誰だかわかりませんでしたが、カギを握ってそうな予感です。なによりカストロが諦めないのです。

選挙に専念しているアリシアですが、スゴいジョークをぶちかましてくれました。体育教師を殺すとかって手紙に書いちゃいました。コレはグレースとのジョークの手紙。しかしマスコミに漏れてしまうのです。アリシアを知る皆んなが、「体育教師を脅した」と知ることになるのです。

しつこい検察も困りますが、ビショップも怖いのです。迂闊なコトはできません。決死の覚悟でしょうか?カリンダがビショップの家に行きます。アリシアがフィンから手に入れた写真を持って、脅しのようなコトを言ってしまうのです。見てるコッチがハラハラしてしまいます。コレが原因かわかりませんが、最後の証人ダンテを証言台に立たせますが、ケイリーには不利な証言をさせられます。もう後がありません。

ビショップが海外逃亡を勧めます。バルセロナでで弁護士の仕事をくれるそうで。コレを断るケイリー、有罪を認めちゃって、次回へ続く。

グッド・ワイフ 6-9 記憶に残る映像

Sticky Content (2014)

前回、カストロが辞退したとか言ってましたね。プレイディとの一騎打ちになりました。両者キャンペーンビデオを作ります。ネガティヴビデオだってありますが、コレは表に出しません。アリシアが許さないのです。プレイディが隠れゲイで、隠れ共和党だということがわかりました。

そんなプレイディ、カストロアリシアの弱みが入った靴箱をもらいます。プレイディは靴箱をアリシアに渡し、ネガティヴキャンペーンは辞めようというのです。靴箱を開けますと、出てきますね〜数々の写真が。ついでにピーターとラモーナの写真も出てきちゃいました。この2人、もうやっちゃってたのですね。今は寝てないというピーターでしたが、アリシアに言われて後にイってしまうのです。私達は発覚を期待して待ちましょう。

一方のアリシアは、フィンに会いに行き、ちょっと誘惑気味な雰囲気を出すのです。フィンがのってきたところで邪魔が入り、未遂に終わるのです。

ケイリーが暗殺されるとの情報をFBIがキャッチしました。ビショップを盗聴した会話で、怖いコトを言っているのです。ケイリーにはボディガードがつけられました。カリンダがラナから情報をもらいます。しかしラナとケイリーは、嫉妬しあう仲、カリンダだって大変なのです。ケイリーは1人、ビショップにお詫びに行くのです。やっぱり怖い人なのです、ビショップさんは。

ビショップを盗聴していたことがリークされたと、ラナが呼び出しをくらって、次回へ続く。