3分半、10発の銃声 (2015)

3 1/2 Minutes Ten Bullets (2015)

2012年11月にフロリダで起きた事件のドキュメンタリー映画。裁判の映像が中心になっています。

ブラックフライデーにガソリンスタンドで車の音楽のボリュームを下げるように言った事をきっかけに、マイケルダン被告(45歳)が発砲。ジョーダンデイビス(17歳)は死亡、他3人負傷。

被告のダンは白人の大人。被害者は黒人の少年。ダンは正当防衛を主張。ヘイトクライムではないとも言っています。世間では正当防衛の意義が話題になったようです。

マイケルダンの聴取や証言の映像を見て、私驚きましたよ。この人自分が被害者だと思ってるのです。危険を回避した自分が刑務所暮らしはおかしいとか。人を殺したってコトに全く罪悪感が無い様子なのです。私とは根本的な考え方の違いを衝撃的に感じました。

自身を守る為の殺人はアリっていう考え方なのでしょうか?それとも有色人種は人ではないっていう白人の考え方があるのでしょうか?白人なのか、アメリカ人なのか、ごく稀な銃を所持した人なのか?この中のどれかが非常に恐ろしい者だということですね。