スペシャル・フォース (2011)

Forces speciales (2011)

フランス軍特殊部隊スペシャル・フォースの活躍を描いた映画です。シールズほどは凄そうではありません。ちょっとガラの悪いところは、海兵隊といったところでしょうか？

アフガニスタンのカブールで、タリバン系組織に捕まった女性ジャーナリストのエルサ。組織のトップを批判したことで、狙われる身となってしまったのです。

フランス政府は、急いで少数精鋭チーム、スペシャル・フォースを送りこみます。エルサ救出はあっさりと成功。しかし後方部隊との連絡が上手くいかず、11日に渡る逃走劇が始まるのです。

何が悔しいのか、執拗に追ってくるタリバン系組織のリーダー。こちらは意見を言う美人さんがいるものですから、大変なのです。少数精鋭だというにも拘らず、大軍が押し寄せて来ます。1人死に、2人死にとチームのメンバーも少なくなっていきます。

犠牲が出たからには、エルサをフランスに返す目的を達成しなければなりません。男とはそういうモノなのです。他に考えられないのです。人を救うとかっていう大義名分がないと、燃え尽きてしまう生き物なのです。ということで、意地になって頑張らないといけない物語になるのです。

最後は負傷者2名とエルサだけになります。後はエルサ1人で行って、どうか助かって下さいと。

私、今はシールズの一員の気分ですので、あまり感情は揺さぶられませんでした。それでもドンパチは非常に面白く観れます。だだっ広い平地でボーッとしていると、急に弾が飛んできますので注意しましょう。