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ドライブ・ハード (2014)

Drive Hard (2014)

舞台はオーストラリアのゴールドコースト。主人公のピーター・ロバーツ(トーマス・ジェーン)は、妻と娘と暮らす自動車教習所の教官。通勤も教習車。妻の稼ぎの方がいいようですが、元は優勝経験もあるレーサーなのです。

ある日、指名を受け自動車教習することになったのは、アメリカ人のサイモン・ケラー(ジョン・キューザック)。最初はイケ好かない男ですが、根っからの悪人ではない感じです。そしてサイモン、路上教習の途中で銀行強盗をしてくるのです。奪ったのは高額の債券。ピーターは巻き込まれて2人で逃走するハメになってしまうのでした。

教習車から、ピーターの用意したフォードのファルコンGTに乗り変えます。更に老人夫婦宅から奪った’69ムスタングに。この二台のデカいアメ車、あまりお見かけしない右ハンドルです。ちょっと気になるオーストラリアの古いアメ車ですね。

この映画の逃走劇は、追われる2人以外が悪人に見えるようになっているようです。老人夫婦や、スーパーの店員。悪そうなバイカーにも絡まれ、マフィアにも追われます。殺伐としない、面白い逃走劇なのです。

巻き込まれたピーターも、徐々に男のロマンを取り戻して行きます。奥さんは、決して悪い女房ではないのですが、男はロマンを求められなくなるのです。そんな中年の寂しい夢物語でもあります。

Netflixのおかげで、よくB級C級映画を見るようになってしまった私。ジョン・キューザックのような一流俳優が出てる映画は、やはり面白い。評論家ではない私ですが、俳優の良さは大きく影響すると思います。大したことない内容で面白い。コレが映画の醍醐味です。非常に愉しめました。