バッド・トリップ 100万個のエクスタシーを密輸した男 (2010)

Holy Rollers (2010)

1998〜1999年の半年足らずの間に、エクスタシー100万個以上を密輸入した男の、実話を基にした映画。

舞台はNYブルックリン。主人公はラビを目指して神学校に通うサム(ジェシー・アイゼンバーグ)。サムの近所もユダヤ教徒だらけの地域です。厳格なユダヤ教徒のコミュニティができてます。サムの家庭も厳格なユダヤ教徒。ココまでは真面目に育ってきたのでしょう。

しかし、悪い子はいるのです。金回りの良さそうな隣の友人に誘惑されてしまうのです。アムステルダムに行って、薬を持ち込むだけの仕事です。未だ悪いモノとは知りません。例の黒づくめのラビの格好なら、空港で止められる心配はありません。ユダヤ教でも厳しい宗派なのでしょうか?女性に近づけません。そんな一歩を踏み出してしまったのです。

運んでる物がエクスタシーと気づいた時には、もう外の魅力ある生活にが楽しくなってしまっているのです。真面目に行きてきたサムは、悪い世界では幼いのです。しかし頭が良い。

ドンドン悪の道に進むサムです。父親には勘当されてしまいます。クルクル伸ばしたモミアゲも切ってしまいます。運び屋として、神学校の連中を使って大きく輸入します。悪い仲間の美人さんに誘惑されますが、こちらは躊躇。勿体無いけどできないのです。

こんな生活も、半年持たずに終わってしまう物語なのでした。厳格なユダヤ教徒でも、ユダヤ人は稼ぎますということです。