グッド・ワイフ 3-2 死の領域

The Death Zone (2011)

今回のエピソードは、大まかに分けて三本立。レギュラー陣の各々のキャラクターが際立っているために、何方の話も気になる話題なのです。

先ずはイーライ。訪ねてきたのは選挙参謀のミッキー・ガン(マイケル・ケリー)。スキャンダルの対処法を同業者と比べ、勝てば雇うと言うのです。イーライはカリンダに調査を依頼します。ところがコレ、ミッキーはイーライを利用しようとしていたのです。カリンダの凄さを発揮し、ミッキーの策を見抜いてしまうイーライです。イーライもカリンダの凄さを知る事になったのです。

そしてダイアン。検事局が民事訴訟に備えて、ロックハート・ガードナー事務所が顧問の候補になったようです。選ばれれば年間2000万$!コレには奮起します。ピーターを訪ねます。アリシアの自宅にも来ました。妻アリシアとイーライの居る事務所です。有利なはずが、何やらおかしい。ピーターとアリシアの不仲に気づくダイアンなのです。

メインは裁判。ウィルとアリシアが担当します。依頼人は、エベレストの山頂付近で死んだ登山ガイドの弟。兄を置き去りにし、酸素ボンベを奪った男の事を本に書き、名誉毀損で訴えられています。8000メートル以上の酸素の薄い場所、デスゾーンと呼ばれ、知覚障害になる可能性が高い地帯なのです。そんなアリシアの主張に、請求棄却となるのです。

しかし、これで済まないから面白いのです。イギリスでも本が買えるということで、イギリスの裁判で再戦です。原告の置き去り男の代理人は、強気なイギリス人スラッシュ。こちらは控え目なイギリス人事務弁護士ブラノンを雇いました。判事がモニター越しにいるといった裁判となります。法律の違いに少々苦しむ裁判となるのです。

フロリック州検事を敵に回したくないロックハート・ガードナー、アリシアのクビも視野に入れて、次回へ続く。