リボルバー (2005)

Revolver (2005)

イギリスとフランスの合作。ガイ・リッチーリュック・ベッソンが組みました。話の内容は、私には説明できません。高度なペテン師のお話です。私も騙されたのでしょうか?欧米のペテン師と云えばチェス。チェスが強いだけではありません。追っ手は自分自身だと思わせる心理術。もう誰が誰だかわかりません。真相なんて全然わかりません。きっともう一度観てもわかりません。でも面白いです。引き込まれます。

主人公はジェイク・グリーン(ジェイソン・ステイサム)。7年の服役を終えて出所して来ました。中々賢そうなコトを言う詐欺師です。
敵役はカジノ王マカ(レイ・リオッタ)。もうお馴染みのイメージですから悪い人に決まってます。ジェイクに次から次へと仕掛けられます。
マカの雇う殺し屋はソーター(マーク・ストロング)。凄腕なので、争う間もなく殺します。スピーディな展開の立役者です。

ジェイクをソーターから助けたのはザック(ヴィンセント・パストーレ)。イタリアン マフィアにしか見えない風貌の達人ペテン師です。
ザックの相棒はアヴィ(アンドレ・ベンジャミン)。アウトキャストの人です。チェスに負け続けますが、実はチェス名人。

ジェイクはアヴィとザックに言われるままに、マカから財産を奪っていきます。現実味の無い仕掛けが成功していきますが、こちらもスピーディな展開なので、非常に楽しく観れます。

そして後半、ペテン師の狙いがわかればわかる程、わからなくなってしまうのです。今、何を書いてるかもわかりません。そんな物語。凡人は騙されてカモになりましょう。