デビルズ・ダブル −ある影武者の物語− (2011)

The Devil's Double (2011)

ウダイ・サッダーム・フセインの影武者だという、ラティフ・ヤヒアの自伝が原作。マルタで撮影したベルギー映画。主演はドミニク・クーパー。ウダイとラティフの二役を演じます。

物語はウダイに顔が似ていた、彼の同級生ラティフが、ある日影武者になることを強要されるトコから始まります。ウダイの残虐非道な行いを目の当たりにして、遂には逃げてしまうのですが、父親が殺されてしまうのです。そして暗殺未遂に至るまでのお話。

ラティフ本人は70%くらい本当の話と言っています。🤔どうなのでしょうか?映画でのラティフは男気のあるヒーローのように描かれています。しかしこの映画、そんなことはどうでもいいのです。ウダイの極悪っぷりを知る映画と思うと、非常に見応えがあります。

未成年をレイプして殺す。結婚式の花嫁をレイプして自殺に追い込む。スポーツ選手に対する拷問。などなど。何処まで自分勝手に出来るかチャレンジしているように思える行動です。トニー・モンタナの世界を、本当にやっちゃってます。World is Yours です。

ウダイの噂は聞いてはいましたが、知れば知るほど凄い話が出てきますね。あの"ドーハの悲劇"だって…

ハリウッド制作のウダイの映画を見てみたい。