グッド・ワイフ 5-21 1パーセントの人々

The One Percent (2014)

アリシアの大口顧客ジェームズ・ペイズリー(トム・スケリット)の会社が合併するそうですが、元CFOに不当解雇で訴えられています。ペイズリーさんは、ケイリーがカリンダとウィルを嵌めるのに利用した人ですね。アリシアが担当します。ゲイが原因で解雇されたという元CFOですが、企業秘密を売ろうとしていたとの正当な理由があり、楽勝ムードです。表沙汰にしないよう、示談で済ませようとしますが、相手の代理人はケニング。そう簡単にはいきません。

大企業の合併ですので、ペイズリーはTVインタビューに答えます。ここでユダヤ人に対する差別発言をしてしまうのです。ペイズリーさんは、良い人そうですが失言が多いのです。日本のお偉方には、よくいますね。アメリカではアウトです。このインタビューでちょっと不利な展開になってしまうのです。攻めるケニングは大陪審に持ち込みます。

勝負のカギは陪審員の人選だそうです。ケニングはセコい戦術を見せてくれます。更にアリシアまでもTVで失敗してしまいますが、ケニングも別件でTVに出て評判を落とすのです。

カストロ州検事がピーターを訪れ、アリシアの家から出るフィンの写真を持ってきました。脅しにきたのですが、思わぬ方向に展開します。嫉妬心でしょうか、ピーターはフィンの支持を保留にしてしまいます。イーライが夫婦仲をとり持つために動きます。ピーターは若いインターンのローレンに近づいちゃったりします。イーライがローレンを遠ざけます。女性が近づくとセックススキャンダルを想像させてしまうピーター、恐ろしいおじさんです。

汚染水被害の集団訴訟で、ダイアンとケニングがバッティングです。同じ事務所で戦えません。ダイアンは、この件で組むレイナ・ヘクトを事務所に引き抜く目論見もあります。エルズベスと独立した6000万$の女です。訴訟よりもレイナ・ヘクトを巡る話になりそうです。

ラップトップの画面のアリシアを見て、帰ろうとしようとしたピーターに、若いインターンとのセックスチャンスが迫ってきて、次回へ続く。

グッド・ワイフ 5-20 顔の見えない犯罪者

The Deep Web (2014)

アリシア陪審義務で呼び出されたようです。裁判所に集められた、沢山の候補者から5%が選ばれるのだそうで。弁護士は免除だそうです。ココで出逢った紳士はダニエル・アーウィン(ネスター・カーボネル)。選考から外れたアリシア、本日はケイリーにお休みを戴きます。この5年、ケイリーとアリシアは休み無しで働いていたそうです。今回のアリシアは仕事無し。ダニエルとのプチロマンスな物語。

イーライも動き出した、州検事候補者フィン。こちらは警察を引き連れてLGの事務所。ダイアンのクライアントで友人のライル・ポラードさんの孫ロビーが捜査対象者です。脳性小児麻痺で障害を負ったロビーが、麻薬の売人疑惑かと思いきや、あの"Deep Web"の闇サイト"シルクロード"に関わっているというのです。ビットコインの取引所が潰れたため、追跡され、ロビーへの入金にたどり着いてしまったのです。ロビーをレビューを書いて報酬を貰っただけと言いますが、証人のマリファナの売人コルシカは、ロビーがシルクロードの創設者だと言います。エラい話に発展してしまいました。

フィンとダイアンは脅し合いをするものの、情報提供して司法取引を目指してます。しかしDeep Webの闇は深いのです。カリンダがシルクロードamazonから怪しい人物を発見します。こちら踏み込んだら殺されていました。このケース、ダイアンは手を引きます。そして闇サイトは闇に包まれます。

並行して行われるのは、フィンのTVインタビュー。ダイアンはデヴィッド&ケニングとの戦い。ケニングは後1年の命だと言いだしますが、私には信用できません。また、休んだアリシアはやる事がありません。偶然を装って、ダニエルとランチを食べます。ダニエルは紳士的にディナーに誘います。アリシアはエロ映画を見たりして、下心がいっぱいなのでしょうか?

しかしアリシア、ダニエルを店の外から眺めながら悩んだ挙句、店には入らず帰るのでした。

グッド・ワイフ 5-19 ゆがんだ絆

Tying the Knot (2014)

制限時間付きの儲かる仕事、アリシアがやって来たのはスウィーニー邸。新たな美人の彼女レナータ(ローラ・ベナンティ)との婚約パーティーです。会社が合併するそうで、資産公開の書類にサインを貰いにきたのです。

LGと取り合いになる程の上客スウィーニーですが、やっぱり事件が付いてくるのです。レナータの女友達モーガンがバスルームで首吊り自殺をしてしまうのです。警察が調べると、どうやら他殺されたようなのです。やっぱり怪しいスウィーニー。アリシアがスウィーニー宅に訪れた時の殺人事件、2度目となりますね。アリバイに利用されたと、警察に疑われるのです。

不審な点はロープの跡。首吊りとは違う跡があるのです。スウィーニーは、日本の芸術「縛り」だと説明します。レナータとモーガン、この「縛り」プレイ友達でもあったのです。容疑者はスウィーニーかと思ったら、逮捕されたのはレナータです。

そして予備審問。アリシアは証人のため、ダイアンに弁護を頼みます。検察側はフィン・パーマー検事補です。ウィル事件がフラッシュバックで蘇ります。事件に絡んだ州検事カストロスケープゴートでもあります。友人を裏切ったカストロの、セコい陰謀が未だ続いているのです。この件も急遽命じられ、復帰は無理とか言われ、州検事自ら担当するとか言い出すのです。解雇のピンチに陥るフィン、アリシアの助言で州検事選挙に出馬することになります。ライバル候補になれば解雇されないとの作戦です。

解雇されなければいいだけのフィンでしたが、立候補には7000人の署名が必要とのこと。アリシアはイーライに頼みます。イーライは1時間くださいと、力強い言葉を返します。現州検事カストロがピーターにすり寄ってきたのも手伝ってか、ピーターは記者会見でフィン・パーマー支持を表明します。それを見たフィン、イーライから電話があり、固まってしまうのでした。

ザックのマリファナ疑惑がネットで話題になります。ピーター知事はマリファナ解禁反対派。しかしザックの叔父オーウェンが、インタビューでマリファナ解禁を支持する旨を言っちゃいます。

嘘か真か、ジョーダン混じりに殺人を仄めかせすレナータとスウィーニー。怖いカップルが出来上がって、次回へ続く。

グッド・ワイフ 5-18 隠された思惑

All Tapped Out (2014)

ケニングがやって来ました。LGと合併決定です。ダイアン排除問題やら、カリンダを無下に扱うやら、チャムハムを狙ってるやらと、まだまだ細かい動きが少々とといった感じ。

そんなことよりも、いよいよNSAの盗聴問題のエピソードがやってきました。何とNSAのオタク少年団の1人ジェフ・デリンジャーがフロリック&アゴスに相談に来たのです。何故にここを選んでしまったのでしょうか?USBに保存されていた機密文書を家に持ち帰ったのが、バレそうと言うのです。ケイリーとクラークを呼び出し、エレベーター内で密談していたのですが、アリシアが乗ってきてしまいます。言葉を巧みに操る達人達に囲まれたジェフ君、すぐさま感づかれてしまうのです。

コレ、面白い話になりますよ〜。ケイリーの勧めで、上司チャールズ・フロインズの弱点を突いたところで、スパイ容疑で停職になってしまいます。こちらはクラークが機転を聞かせます。ジェフ君には、ちょびっとだけチェロキーの血が入ってまして、人種差別法で保護されている民族なのです。機密事項の連発でしたが、人種差別法を盾に連邦裁判所に訴えると脅して一件落着。

ところがジェフ君、事務所で相談中に思わず口を滑らしまして、遂にアリシアに盗聴がバレてしまうのです。しかもアリシア、電話をかけてジェフ君の名前を出そうと脅します。全てを告白されられてしまうジェフ君なのでした。

早速イーライに報告です。ピーターの耳にも届きます。ピーターもまた凄い。連邦議員にNSAに盗聴されているか確認させます。トボける連邦議員の弱みを電話で言っちゃおうとする脅しをかけるのです。コレにはイーライ、ひざまずいてしまいました。

盗聴電話遊びは続きます。アリシアはケニングとの電話で、アルカイダとか言い始めて、NSAでは5つのアラートがついちゃいます。また、イスラム系のコミュニティの掲示板に、上司フロインズの直通電話番号が貼られます。5件の電話がかかってきたところで、捜査対象者になってしまいました。

そんなこんなでアリシア復活!検事局に責任を被せられそうだったフィン・パーマーを、見事に救います。

フロリック家がNSAのターゲットから外れ、険悪な夫婦が穏やかに打ち合わせをして、次回へ続く。

グッド・ワイフ 5-17 物質に満ちた世界

A Material World (2014)

ウィルの葬儀を終えて、バーで飲むアリシアとダイアン。ウィルの話で盛り上がってましたが、ダイアンが合併をと切り出します。しかしアリシアは、簡単にイエスとは言えませんね。LGには強欲なパートナー達がいます。酷い仕打ちを受けて追い出されたのですから。

そんなLGとフロリック&アゴスはマーサー夫妻の離婚訴訟で対決です。夫アッシャーの代理人はLG、妻のキャロル(サラ・ウィンター)の代理人はアリシアです。今回は悪役がデヴィッドになりまして、やっぱり醜い争いになるのです。ちょっと面白いのは、アッシャーは哲学者でして、人間は物質であるという本なんか出しちゃってます。アリシアの格好の餌食になってしまってました。

ウィルを殺したジェフリーの両親が、フロリック&アゴスに依頼に来ます。ジェフリーを追い込んだ州検事局を訴えるとか言っちゃうのです。コレには流石のアリシアも寝込んでしまうのです。その後アリシアは、訴えられそうな好感度検事フィン・パーマーを助ける方向に動く事になります。

アリシアに頭の上がらない、我慢の生活を続けて来たピーター、遂に言い返してしまいます。アリシアは逆上、離婚はしないがもう会わないとかって言われちゃう、気の毒なピーターなのです。

新悪役のデヴィッド・リー、合併反対は勿論、ダイアン排除に動き出しました。チンピラ弁護士ボイルを味方につけます。ボイル潰しはカリンダ。ジェナと寝て情報を掴むのです。最近は色仕掛けが目立つカリンダ、裏切ったジェナにはパンチをお見舞いされます。

デヴィッド・リーがケニングに合併を持ちかけ、次回へ続く。

グッド・ワイフ 5-16 最後の通話

The Last Call (2014)

驚かされましたね〜。ウィルが死んでしまいました。他人の私がビックリですから、ドラマの中の人達は大混乱なのです。連絡を受けたアリシアは、直ぐにLGに向かいます。

ダイアンだって冷静ではいられないような、冷静なような。非常識には厳しいのです。入りたてのインターンやら、顧客だって解雇してしまいます。

アリシアの電話にはウィルのヴォイスメッセージが残されていました。コレが気になり、関係者に事情を聞き歩くのです。色々な想いを巡らせずにはいられません。そもそもジェフリーはアリシアの顧客だったり、アリシアを恨んで死んでいったのか?などなど。ウィルを庇い、最後に一緒だった検事のフィン・ポルマーが謎を教えてくれます。あのチンピラ弁護士ボイルが、顧客を奪って裏切ったと、ウィルは怒っていたのです。

皆さんそれぞれに表現していましたね。お祈りのグレース。事情を知っても、待たない相手に弱点をつき怒りをぶつけるケイリー。カリンダは、ジェフリーに面会し、ちょっと残酷に責めます。イーライは不安のタネが消えて一安心ですが、コレはピーターに叱られてしまいます。

衝撃覚めやらずに、次回へ続く。

グッド・ワイフ 5-15 張り詰めた法廷

Dramatics, Your Honor (2014)

第7話で解決しなかった裁判の続きです。リッチマンの息子で大学生のジェフリー・グラントが、殺人の容疑者になっている件です。アリシアを指名してきましたが、ウィルが奪ってしまったクライアントですね。

検察側のフィン・ポルマーとの攻防です。今回は両者、意地の悪さを見せません。ジェフリーの顔のアザが気になります。こちら、明らかにはなりませんが、「もう独房は嫌だ」とか言ってますので、拘置所で虐められてるワケではないようです。その後、不利な展開になると、アザが増えていくのです。このドラマ、陪審員裁判の怖さを何度も見せてくれますね。

久しぶりに、ウィルとアリシアの小競り合いの無い裁判です。途中、不安になったジェフリーの両親がアリシアに電話しますが、喧嘩にならない展開になるのです。前回からウィルの悪人度合いが薄まっているのです。また、カリンダが辞めたいとウィルに相談します。裏切りでも、賃上げ交渉でもないようです。

そしてラスト数分間に衝撃が起こるのです。何気に見ていた私は、もうビックリ‼️ひっくり返ってしまうほどのビックリです。コレは…どう言ったらいいのでしょう。次回へ持ち越します。

カリンダからの電話がアリシアに繋がったところで、次回へ続く。